【仕事の嘘は必ずバレる】正直でいるための心構えと嘘をつかれたときの対処法

公開日: 2021.04.28
更新日: 2022.09.18
仕事の嘘は必ずバレる

「自分を守るために仕事で嘘をついてしまいたい」
「バレなければ少しぐらい嘘をついても構わない」

と思うことはありませんか?

仕事で嘘をついてはいけないと分かっていても、その場しのぎで嘘をつきたくなることもありますよね。

では、嘘をついてしまったときの対処法や、正直でいるための心構えにはどのようなものがあるのでしょうか?

そこで今回は、

  • 嘘をつくとこで仕事に与えてしまう影響
  • 嘘をついてしまったときの対処法
  • 嘘をつかれたときの心構え
  • 嘘をつかないための心構え

について詳しく解説します。

この記事を見れば、嘘をつくことで生じる罪悪感から解放されるきっかけが掴めます

ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

仕事上の「許される嘘」と「許されない嘘」がわかる2つのポイント

許される嘘と許されない嘘の違い

仕事上の嘘には許される嘘と許されない嘘の違いがあります。

両者の違いは嘘をつく場面や、なぜ嘘をつくかによって出てくるのです。

  1. 許される嘘には相手を思いやる気持ちがある
  2. 許されない嘘は傷つける可能性がある

大きく分けると、上記のような形で二分できます。

それぞれの「許される嘘」と「許されない嘘」の特徴を見てみましょう。

1.許される嘘には相手を思いやる気持ちがある

相手のことを思ってつく、誠意のある嘘は許される嘘だといえるでしょう。

相手に気を使わせないようについている嘘だからです。

仕事を抱えこみ、忙しくて困っている同僚を助けたときに、次のように言いましょう。

  • やることがなくて暇だから手伝っておいたよ
  • 自分が得意なことだから、代わりにやっておいたよ
  • 上司から手伝ってほしいと言われたから手伝ったよ

このように、事実とは違うことでも、誠意のある嘘は許されることも多いです

2.許されない嘘は誰かを傷付ける可能性がある

本当のことを隠し、それがバレた際についていた嘘は、許されないことも多くあります。

相手に期待が裏切られたと感じられた場合、今後の人間関係にも悪影響が出てしまいます。

そういった嘘は、決して許されるものではありません。

  • 契約をとるために、顧客に不利益となる重要な情報を告げない
  • 顧客からのクレームを上司に伝えずに隠す
  • ミスを他人のせいにして、自分のミスを隠す

上記のようなケースでは、顧客や会社の人間など誰かを傷付ける可能性があります。

このような形で「許されない」とされている嘘は、他者を傷つける特徴があるのです。

正直に話すべき?嘘をつくことで仕事に与えてしまう7つの影響

嘘をつくことで生じる悪影響

嘘をついたことを正直に話さなかった場合、仕事に与えてしまう影響はとても大きいです。

ここでいくつかの例をあげますが、すべて自分にとってマイナスの影響を与えます

  1. 信用されなくなってしまう
  2. 罪悪感に苛まれてしまう
  3. 謝罪が遅れるほど言いにくくなってしまう
  4. 職場の人に嫌われてしまう
  5. 嘘に嘘を重ねてしまう
  6. 人のことを信用できなくなってしまう
  7. 最悪の場合クビになってしまう

できることなら、すべて避けたいものだということがわかるでしょう。

1つずつ、具体的に解説していきます。

1.信用されなくなってしまう

嘘がバレて上司から信用されなくなることは、出世にも影響する大きなデメリットです。

一度無くした信用を取り戻すことはそう簡単ではありません。

  • なぜもっと早く本当のことを話してくれなかったんだ
  • もっと他にも嘘をついていることがあるのではないか
  • 今後もまた同じことが起きるのではないか

このように、直接関係のないことや将来のことまで疑われる結果になってしまいます。

そうなると、よっぽどのことがない限り、信用回復は困難です。

2.罪悪感に苛まれてしまう

嘘をついたことによる罪悪感ほど、つらいものはありません。

本当のことを打ち明けるまでの時間が長ければ長いほど、心の負担は重くなります。

  • 最初から本当のことを話すべきであった
  • ここまできたら嘘を突きとおすしかない
  • 早く事実を伝えたい

常にこのような罪悪感に苛まれながら過ごす日々は非常につらいものです。

そして罪悪感に苛まれ、自主退職する人も少なくはありません

3.謝罪が遅れるほど言いにくくなってしまう

自分の中で謝罪したい気持ちがあるのであれば、1日でも早く報告しましょう。

謝罪が遅れ時間が経つと、予想外に問題が大きくなります。

大きな問題に発展してしまうと、余計に言いにくくなるものです。

  • 小さな問題が時間が経過することで大問題になる
  • 時間の経過で記憶が曖昧になり、嘘をついた経緯を説明できなくなる
  • 嘘が事実として浸透し、後にひけなくなる

このようなことになる前に、すぐに謝罪しましょう。

4.職場の人に嫌われてしまう

嘘をつく人は職場内で嫌われ、孤立する傾向にあります。

仕事上の付き合いだけならば、取り繕うことはできるかもしれませんが、人間として好きと思われることはなくなってしまいます

  • 嘘をつくから信頼して仕事をまかせられない
  • ミスを認めないプライドの高い人だ
  • プライベートでは絶対に付き合いたくない

嘘をつくことで、このような印象を持たれ、表面的な付き合いになりがちです。

5.嘘に嘘を重ねてしまう

嘘は大抵の場合1つで終わらず、更なる嘘を必要とします。

嘘を正当化させるために、嘘を重ねる必要があるからです。

それが連鎖するにつれて、気持ちも不安定になっていきます。

  • 早く本当のことを話したいが、ここまできたら後戻りはできない
  • 一度嘘をついたのだから、これ以上嘘をついても問題ない
  • いつ嘘がバレるのか気になって仕事どころではない

嘘を重ねれば重ねるほど、悪い方向にすすみ、自分を追いこむ結果につながります。

6.人のことを信用できなくなってしまう

自分が嘘をついていると、他人を信じることができなくなってしまいます。

自分の心が不安定だと、周囲に対して疑心暗鬼になってしまうのです。

  • 自分の嘘に気が付いているのではないか
  • 周りの人も自分に嘘をついているのではないか
  • 嘘を隠すために、すべて1人でやらなければならない

周りが信じられなくなり、どんどん孤立していくことになります。

7.最悪の場合クビになってしまう

仕事におけるミスの場合、上司や会社の責任であり、個人が責任を取る必要はありません。

社員を雇用し、仕事を与えている側にも責任が生じるからです。

しかし、嘘をつくなど故意や過失がある場合、懲戒解雇となりえます

  • 嘘により問題が大きくなり、会社に損害を与えた場合
  • 嘘が大問題に発展し、株主など利害関係者に迷惑をかけた場合
  • 嘘によって顧客などに大きな損害を与えた場合

こういったケースを起こしてしまうと、会社は何かしらの形で責任を取らなければなりません。

嘘をつくことで発生した問題の大きさによっては、クビになってしまう可能性もあります。

仕事で嘘をついたときに絶対やってはいけない3つのこと

嘘をついたときにやってはいけないこと

人間は誰でも完璧でなく、ときには嘘をついてしまうこともあります。

しかしながら、仮に嘘をついてしまっても次にあげることは絶対にやってはいけません。

  1. 隠そうとする
  2. 逆ギレする
  3. 言い訳する

問題が大きくならないようにするためにも、1つずつ確認しましょう。

1.隠そうとする

嘘を隠そうとしてもいい結果にはなりません。

嘘をついて、その場を取り繕っても最終的にはどこかの段階で発覚してしまいます

隠して時間が経過してから発覚すると、問題は大きくなるだけです。

  • 周りに与える影響が大きくなる
  • 隠したことが原因で許してもらえなくなる
  • 手遅れになり、対策がとれなくなる

このように取り返しがつかない事態になるので、嘘を隠すことは避けるべきです。

2.逆ギレする

嘘がバレたときや、話の矛盾を指摘されたときに逆ギレしても意味がありません。

相手には嘘を隠すために逆ギレしているんだなとわかってしまいます

  • 味方がいなくなり孤独になる
  • 問題を解決しようとするときに助けてくれなくなる
  • 関係のないことまで自分の責任にされてしまう

逆ギレされた相手は、自分のために何かをしてくれようと、思うはずもありません。

人は本能的に責められたら、責め返してしまうので、注意が必要です。

3.言い訳をする

嘘がバレたときに言い訳をすることは、嘘に嘘を重ねることと同じです。

言い訳も自己保身という意味では嘘と同じと言えます。

  • 自分に責任がないかのように他人やものごとに責任転嫁する
  • 自分が悪いのにそうではないと言い張る
  • 嘘をつく必要があったと無理な主張をする

このような自己保身の言い訳は、相手もいい思いをしません。

自分を守りたいのであれば、言い訳はやめましょう。

嘘は必ずバレる?仕事で嘘をついてしまったときの3つの対処法

嘘をついた時の対処法

嘘は必ずバレますが、その後の対処法を間違えると、取り返しのつかない問題になってしまいます

そうならないためにも、正しい対処法を知っておく必要があります。

  1. 素直に謝る
  2. 同僚に助けを求める
  3. 大きな嘘の場合は上司に相談する

このような方法がありますので、見ていきましょう。

1.素直に謝る

嘘がバレた場合、ごまかそうとせず、素直に謝りましょう。

謝って事実を認めることが、その後の対策の第一歩になるからです。

  • 深呼吸などで冷静になる
  • 早めに発覚して良かったと気持ちを切りかえる
  • 目の前の状況ではなく、この先のことを考える

これらを意識すると、素直に謝れるでしょう。

責任感があるビジネスパーソンは信用を生み、評価される存在になります。

そのためにも、自分のミスに対しては素直に謝れるようになりましょう。

2.同僚に助けを求める

同僚は共通点も多いので、助けを求めることで具体的なアドバイスをしてくれるでしょう。

同じ仕事、同じ上司、同じ取引先がいる、似たような立場の同僚は困ったときの対処法も心得ているものです。

  • 問題解決の直接的な手伝い
  • 問題に対処している間のフォロー
  • 謝罪の手伝い

このようなフォローがあることで、気持ちが少し軽くなるはずです。

近い存在だからこそ、さまざまな手助けが期待できる心強い味方となります。

3.大きな嘘の場合は上司に相談する

大きな嘘や、嘘が大きな問題に発展した場合には上司に相談するしか方法はありません。

上司には責任があり、経験豊富なので、解決策を知っています

  • 普段からのコミュニケーション
  • 普段の仕事ぶり
  • 上司との信頼関係

いざというときにはこれらが重要になるので、上司との関係作りは重要です。

仕事で嘘をつかれたときの3つの考え方

嘘をつかれたときの考え方

嘘をつかれたときの心構えも知っておく必要があります。

グループで仕事をしている以上、嘘をつかれる経験は誰にでも起こりうるものです。

  1. 気づかないふりをする
  2. 失敗を認めない人は第三者に指摘してもらう
  3. 悪意のある嘘は周囲の人に守ってもらう

これらの心構えを状況によってうまく使いわけましょう。

1.気付かないふりをする

嘘が大ごとではない場合に限っては、気付かないふりをすることも1つの方法です。

小さな問題であれば大抵の場合、時間が解決してくれます

  • すぐに対応しなければ問題が大きくなる可能性がある
  • 誰かに迷惑をかけているなど謝る必要がある
  • 放っておいてもその人のためにならない

このようなとき以外は、気付かないふりをするのも大人の対応でしょう。

2.失敗を認めない人は第三者に指摘してもらう

素直に失敗を認めない人は上司や立場が上の人など、第三者に指摘してもらうと、聞き入れることもあります。

プライドが高い人などには権威をうまく使うのも有効な手段です。

  • 客観的証拠をしめす
  • 物事を順序立てて話す
  • 言い逃れされないよう理論武装する

当事者ではないと、物事を正確に把握するのは難しいケースが多いでしょう。

第三者にお願いする場合は、きちんと上のような内容を説明できるように準備が必要です。

3.悪意のある嘘は周囲の人に守ってもらう

相手をおとしめたり、傷つけたりすることが目的である悪意のある嘘のターゲットになってしまうこともあるでしょう。

その場合、自分1人で対応してはいけません。

悪意のある相手は用意周到に準備をしているので、周囲に守ってもらうのが得策です。

  • 自分で相手に反撃をしない
  • 相手に利用されないよう自分の身をまもる
  • 相手と話すときは複数人で話す

この点を意識してすぐに周囲に相談すべきです。

仕事でその場しのぎの嘘をつかないための7つの心構え

その場凌ぎの嘘をつかないための心構え

その場しのぎの嘘をつかないためには、日ごろからさまざまな心構えが必要です。

普段から自分にあった考え方を意識することで、とっさの判断を間違えることはなくなります

  1. 自分の嘘の特徴を把握して改める
  2. 1人でも多く理解者を増やす
  3. 誰かから嫌われても仕方ないと諦める
  4. スキルを向上させて嘘をつく必要をなくす
  5. 嘘をつかれた人の気持ちを考える
  6. 高すぎるプライドは捨てる
  7. 自分の気持ちに正直に生きる

どれも特別むずかしいことではありません。

これら7つの心構えについて具体的に見ていきましょう。

1.自分の嘘の特徴を把握して改める

嘘をついてしまう癖をなおすためには、自分の嘘の特徴を把握する必要があります。

行動を改めたいのであれば、まずはその行動をきちんと分析することから始めなければなりません

  • 1日に何回嘘をついたのか
  • 誰に嘘をついたのか
  • どのような場面で嘘をついたのか

嘘をついてしまったと思った日の終わりに、上のことを紙に書くなど、きちんと思い出す作業をしましょう。

同じ過ちを繰りかえさないことが大切です。

2.1人でも多く理解者を増やす

嘘をつかないようにするためには、自分自身を理解してくれる人を増やすことが重要です。

自分の実力以上によい評価を得たいがためについた嘘は、評価にはつながりません

  • 仕事で注目されたい
  • 凄い人間だと思われたい
  • 誰よりもよい評価を得たい

このような理由で自分を繕っても、評価されないものです。

良い評価を得て、自分を理解されるためには、このように思うことはやめましょう。

3.誰かから嫌われても仕方ないと諦める

他人から嫌われたり、悪い評価を受けたりするのを恐れると、嘘をついてしまいがちです。

どんな人でも、全員から好かれているひとなどいません

  • 人から嫌われたらどうしよう
  • 他人に否定されたらどうしよう
  • 周りに合わせなくてはいけない

嘘をついてまで、このように考える必要はありません。

嫌われたってかまわないと、堂々としていることが重要です。

4.スキルを向上させて嘘をつく必要をなくす

嘘をつきたくなければ、自分を信じるられるように、スキルを向上させるべきです。

自分に自信がつけば、嘘をつく必要がなくなります。

  • スキルを磨くと自分にできることが増える
  • 能力が上がると仕事を楽しめるようになる
  • 仕事ができると職場が満足できる環境になる

スキルを向上させることで自然と、嘘をつく必要ない環境になるのです。

5.嘘をつかれた人の気持ちを考える

嘘をつかないようにするためには、嘘をつかれる側の立場にたつとよいです。

嘘をつかれる相手の気持を考えることで、嘘の悪さを実感します

  • 自分の嘘がどれだけの人に迷惑をかけているのか
  • 嘘をつかれた人の怒りや悲しみ
  • 嘘が発覚したときの気まずさ

相手の立場を身をもって体感することで、嘘をつくことの罪悪感に改めて気づくでしょう。

6.高すぎるプライドは捨てる

余計なプライドは成長を邪魔するものです。

怒られたり、失敗したりすることは嫌なことですが、それを乗り越えたときに人は成長します。

  • 自分は不完全な人間である
  • 成長するためには怒られることが必要だ
  • 失敗しても同じことを繰り返さなければいいのだ

このように、真摯な態度で仕事に向き合うべきです。

余計なプライドを捨てることができれば、嘘をつく必要はなります。

7.自分の気持ちに正直に生きる

自分の気持ちに嘘をつかず、正直に、誠実に物事に取り組みましょう。

その気持ちは相手にも届くはずです。

  • できないものはできない
  • 結果がでなくても精一杯がんばる

努力した上で結果がでなかったり、助けを求めたりするのであれば、相手も嫌な気持ちはしません。

自分の現状を正直に意思表示することで、自分も周りも幸せになるものです。

まとめ:仕事の嘘がバレると信頼を一気に失うこともある

仕事で嘘をつくことで自分はもちろん、周りの人も不幸にしてしまいます

嘘は人間関係でもっとも重要な信用を一瞬で失いかねません。

  • 自分の気持ちに正直になる
  • 努力して嘘をつく必要のない人になる
  • 困ったときは周りに助けを求める

これらの重要な、嘘をつかない心構えをきちんと理解し、対処しましょう。

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